トンボの魅力や生態撮影 伊勢で世古さん写真展 三重

【30種類のトンボを撮影した作品と世古さん=伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で】

【伊勢】三重県伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で、度会町麻加江のアマチュア写真家、世古道也さん(71)の作品展「トンボに魅せられて」が開かれている。24日まで。

世古さんは28歳の頃、イトトンボの鮮やかな姿を写真に収めたいと思い、本格的に撮影を始めた。約5年前に岡山県から古里の度会町に戻り、同町の写真クラブ「写景会」などに所属。トンボを追って撮影を続けるうちに生態を調査するようになり、種類によって異なる交尾や産卵、羽化の様子を記録している。

同展には、度会、大台、多気の3町や岡山県で30種類のトンボを写した52点を展示。ピンク色の体色が目を引くベニトンボ、幼虫のヤゴが羽化する瞬間を切り取った作品、全身に朝露がついたハッチョウトンボ、カマキリに捕食される姿を捉え、自然の厳しさを表現した作品などが並び、訪れた人が興味深そうに見入っていた。

世古さんは「いろんな人に見てもらい、トンボの魅力や生態を知ってもらいたい」と話した。