
【尾鷲】3月に東京都で開幕する「スターゼンカップ日本少年野球春季全国大会」に三重県代表として出場する「伊勢志摩ボーイズ」の尾鷲市出身の選手2人が19日、同市役所を訪ね、加藤千速市長らに抱負を語った。
選手2人は、尾鷲中2年の山城佑汰琉さん(14)と同1年の村島凰甫さん(13)。部員42人の伊勢志摩ボーイズは、昨年11月に四日市市などであった県支部予選で4戦全勝し、4年ぶり3度目の全国出場を決めた。
山城さんはチームの正捕手を務め、キャッチングを武器に予選では全試合に先発出場。憧れの捕手は元ヤクルトの古田敦也さんという。村島さんは二塁手などを務め、得意の走塁を生かして1回戦と決勝に出場した。
山城さんは「壊した肩を調整しつつ、打率6割以上を目指したい」と強調。村島さんは「守備のエラーを減らし、1回でも多く試合に出たい」と意気込んだ。チーム目標は、平成24年の最高成績である8強以上。
加藤市長は「尾鷲を野球王国にするため、全国に名をはせてほしい。全国大会での優勝を期待している」と激励。下村新吾副市長は「試合のための練習をすると、自信につながる。本番に向けて頑張って」と話した。