伊勢新聞

通学路に念願の歩道完成 亀山・羽若町、安全柵も設置 三重

【完成した幅員2・5メートルの歩道=亀山市羽若町地内で】

【亀山】三重県鈴鹿建設事務所は21日、同市羽若町地内の県道亀山停車場石水渓線の八幡橋―羽若交差点手前区間(約180メートル、幅員2・5メートル)の歩道工事の完了検査を実施する。これにより、同市御幸町の御幸橋―アイリス町北出口までの約2・9キロ区間がつながる。

歩道工事は、平成26年度に市教育委員会が策定した「通学路交通安全プログラム」に基づき、県に歩道整備を要望していた。同事務所は令和元年度から工事を着手。総事業費は約9千万円。

工事区間の歩道は、亀山西小学校と亀山中学校の児童と生徒の通学路。高校生らも利用する。

市教委の亀山隆教育部長は「地域住民らの協力もあり、念願の歩道が完成した。車道との間に安全柵も設置され、子どもたちの安全が確保された」と話していた。