給食にプラスチック片混入 鈴鹿・神戸中 三重

【「キムチ鍋」に混入していたプラスチック片(鈴鹿市教委提供)】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は20日、同市十宮町の市立神戸中学校(片岡裕明校長、約750人)の給食に、プラスチック片1個が混入していたと発表した。生徒に被害はなかった。

市教委によると、同日午後1時ごろ、1年生の生徒が「キムチ鍋」を喫食中、縦約2ミリ、横約2ミリ、高さ約2・5ミリの立方体で半透明色のプラスチック片を発見。教員に報告した。

市内中学校の給食は同市稲生4丁目の市第二学校給食センターで調理しており、10校分の教職員含めた約5500食を提供する。他学級や他学年、他校から同様の報告はなかった。

調理過程でプラスチック製品は使用しておらず、調理器具の破片ではないという。

現在のところ混入経路は特定できないが、市教委は今後の対策として、調理前の食材確認の徹底を指示した。