伊勢新聞

作家14人、独自の世界観を表現 「桑名国際美術交流会」が絵画作品展 三重

【個性豊かな作品が並ぶ会場=桑名市東方のアートスペース美園で】

【桑名】三重県内の美術作家でつくる「桑名国際美術交流会」(水谷桑丘会長)の作品展が、桑名市東方のギャラリー「アートスペース美園」で開かれている。23日まで。時間は正午―午後6時(最終日は午後4時まで)。

同会は日韓両国の友好を願って、韓国の作家らと一緒に合同作品展を開いている。今回は単独で作品展を開き、会員14人が手がけた絵画や版画など19点を展示した。

風景を題材にしているが抽象画のように見えるレリーフや、大胆な作風が目を引くコラージュした版画もあり、個性豊かな力作が訪れる人の目を楽しませている。

出品作家の一人、桑名市の洋画家伊藤明淑さん(66)は「作家それぞれが独自の世界観を表現していて、見応えがある。ぜひ会場に足を運んでいただけたら」と話した。問い合わせは同ギャラリー=電話090(4860)3014=へ。