機能集約の相談支援機関を4月設置へ 亀山市 市民活動とボランティア

【相談支援機関を開設する亀山市市民協働センター「みらい」=亀山市東町で】

【亀山】三重県の亀山市は4月1日から、市民活動団体の支援と市社会福祉協議会のボランティアセンターの機能を集約する、相談支援機関を、同市東町の市市民協働センター「みらい」に新たに設置する。櫻井義之市長は、17日の定例記者会見で明らかにした。

「みらい」は、市民活動を支援し、協働を推進する拠点施設として平成19年4月開設。年間約2万人の市民らがさまざまな分野で、自主的・主体的な市民活動を展開している。

一方、ボランティア活動の支援や相談は、市社協が担っており、両者の役割をつなぎ合せることで、より活動に関する相談への対応や情報提供、広報支援などを充実するのが狙い。開設の準備に向け、市と市社協の両者は3月中に協定を結ぶ予定。

櫻井市長は「市民活動とボランティア活動のさらなる活性化や支援の充実を図り、本市の強み『地域力と文化力』に磨きをかける」と話した。