
強い冬型の気圧配置により、三重県内では19日、北部を中心に大雪となる見込み。警報級の大雪となる可能性もある。津地方気象台は路面の凍結などに注意するよう呼びかけている。
気象台によると、18日午前6時からの24時間予想降雪量は多い所で北中部20センチ、南部2センチ。19日午前6時からの24時間では北中部15センチ、南部1センチと予想されている。
県によると、いなべ市内の国道421号(石榑峠)では18日午前、大型トラックの立ち往生が発生。約4時間にわたって一部区間が通行止めとなった。現場の路面は凍結していたとみられる。
また、国交省は新名神高速、東名阪道、名阪国道などを同日午後8時ごろから通行止めとする可能性が高いと発表した。県も高速道路と並行する県管理国道などを通行止めとする方針。
一見勝之知事は前日に続いて臨時の記者会見を開き、最新の気象情報や道路情報、公共交通機関の情報を確認するよう要請。物流業界には経路の変更や運行の中止を検討するよう求めた。
また、通行止めとなっていない道路でも凍結や積雪の可能性が高いと指摘。「抜け道を探して通ろうとする行為は控えてほしい。なるべく出かけないようにしてもらいたい」と呼びかけた。