谷さんがパステルアート 亀山のギャラリーで作品展 三重

【初の作品展を開いた谷さん=亀山市御幸町の三重茶農協直売所「ギャラリー茶気茶気」で】

【亀山】パステルアートを手がける、三重県亀山市長明寺町の谷みずよさん(56)は17日、同市御幸町の三重茶農協直売所「ギャラリー茶気茶気」で、初めて「大人のお絵描パステルアート作品展PALE~優しい色~」を開いた。21日まで。午前10時―午後4時。

谷さんは16年前、マルシェでパステルの絵を見て興味を持ち、パステル協会で専門的な描き方などを本格的に学んだ。現在、自宅と市市民協働センターで月1回程度、教室を開いている。

作品は、写真を参考にしたり、自分が描きたい構図をヒントに絵を型紙に取り、パステルを粉状にして指先で型紙に色をつけて描く手法を用いている。

ギャラリーには、これまで描いた、青い海に光が差す情景や海面にジャンプするイルカ、果物のイチゴのほか、ひな人形など作品計25点を展示。気に入った作品は、販売もするという。

谷さんは「絵を描く時間は、無心になれて気持ちもリフレッシュする」といい、「淡い色合いの作品から、非日常の世界観を楽しんでもらえれば」と話している。