【四日市】三重県四日市市波木町の特別支援学校「聖母の家学園四日市校」で15日、学習発表会があり、高等部本科の生徒47人が、1年間にわたる学習や活動で取り組んできた成果を披露した。
音楽、和太鼓、伝統芸能、演劇、創作ダンス、映画の6つのグループごとに、ステージの上で発表した。和太鼓グループは、そろいの鉢巻きと法被姿で鳴子を手に踊ったり太鼓を演奏したりして、昭和を代表する演歌歌手、都はるみさんの「よさこい鳴子踊り」を披露し、会場を盛り上げていた。
生徒会長の藤井小弥太さん(2年)は「今日の発表に向けて大変なことやつらいときもあったけど、仲間と一緒だったから乗り越えられた」と振り返った。
22日には、昨年4月に開校した学園のいなべ校(いなべ市藤原町)で、初の学習発表会がある。小・中学部と高等部の児童生徒5人が、調理を実演したり、和太鼓の演奏やダンスを披露する。