絵画や書額作品、額縁で彩る 津で49点展示

【「春」をテーマに制作した額作品=津市中央の三重額縁で】

 

【津】津市中央の三重額縁津店はこのほど、同店1―2階階段壁面で「額と作品のマッチングで春爛漫(らんまん)」作品展を始めた。同店を利用する作家や愛好家が「春」をテーマに21センチ×18センチのボードと木製額に自由に制作した作品49点を展示している。3月2日まで。月曜、第3火曜は休み。

額縁の効果を知るきっかけにしてもらおうと小色紙サイズのボードと額を無料提供し、小学1年生―70代から絵画、書、半立体などそれぞれの「春」が寄せられた。

絵と額縁とを一体化させたり、着色、彫刻、貼り付けなどさまざまな形で額縁を彩った作品が並ぶ。「春は足元も軽く」と題した作品は、水玉柄のソックスとスニーカーを描いた周囲に花畑さながらに花飾りを貼り、額はピンク色の装飾で仕上げている。

同店の山本哲司代表(52)は「額縁を工夫することでより作品のイメージが深まる。作品と額の取り合わせを楽しんでほしい」と話した。