愛と恋の歌で魅了 亀山で「鈴々楽団」コンサート 三重

【バレンタインコンサートを開いた「鈴々楽団」の皆さん=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

【亀山】松阪市在住で三重オペラ協会演奏会員の声楽家、佐波真奈己さんが代表の音楽ユニット「鈴々楽団」は12日、亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、愛と恋をテーマに「バレンタインコンサート」を開き、市民ら約80人が歌声に魅了された。

同楽団は令和4年1月、県内の女性声楽家と音楽家らで結成。津、亀山市などでコンサートを開き、クラシックからポップス、歌謡曲など幅広いジャンルの音楽を披露している。

この日は、佐波代表と女性声楽家の杉本佳代さん、嶋原美友紀さん、桐生優さんの計4人に、ピアニストの村山響さんが出演。「月の光」や「愛の夢」などクラシック曲とシャンソン曲「愛の賛歌」、「恋に落ちて」「愛の花」などポップス曲のほか、演歌「雪国」「北国の春」など計20曲を披露した。

60代の女性は「クラシックやシャンソン曲が専門の皆さんによる演歌も素晴らしかった。聴き入りました」と話していた。