【四日市】鶏肉を中心とした加工食品製造・卸売などを行う「三昌物産」(三重県四日市市塩浜、渡邉大雄社長)は12日、16日に開催される「第18回美し国三重市町対抗駅伝」に出場する四日市市の選手団を応援しようと、「サラダチキン」を同市に贈った。
同社から同市への商品寄贈は5回目。「サラダチキン」は同日開かれた大会の壮行会で選手に贈られ、市によると、選手らは例年、練習後に食べてエネルギー補給し、本番に備えているという。
同社総務部の三輪真吾次長と市川凌也主任が同日、市役所を訪問し、森智広市長に「サラダチキン パトリシャン」180本を手渡した。同社によると、同商品はアスリートに人気で、運動後の小腹が空いた時に最適という。
三輪次長は「少しでも選手の力になれれば。昨年優勝してプレッシャーだと思うが、鶏のササミで少しでもパワーアップして頑張ってほしい」と激励。森市長は「昨年おかげさまで優勝させてもらって、今年もなんとか連覇をと思っているのでありがたい」と感謝した。
田中敦シティプロモーション部長は「一昨年優勝の鈴鹿市など他市町はリベンジに燃えているが、四日市もアンカーは山梨学院大で箱根駅伝を走った選手で、良い選手が揃っているので頑張ってくれると思う」と述べた。
同社はこれまで、地域貢献活動として自社商品を寄贈する活動を行って来たほか、「サラダチキン」が高たんぱく、低脂肪、糖質ゼロとアスリートに最適な食品であるため、スポーツ振興を促す大会への協賛も積極的に進めて来た。
大会は市町選抜チームが、津市から伊勢市まで10区間、42・195キロを競う。昨年の四日市市は総合1位だった。