【鈴鹿】三重県鈴鹿市山本町の研究栽培農園「鈴鹿の森庭園」(赤塚耕一社長)で、15日から「しだれ梅まつり」が始まる。同園は「名木ぞろいなので、花だけでなく仕立て技術や枝ぶりも見てもらえれば」と話す。開園期間は3月下旬ごろまで。
日本伝統のしだれ梅の剪定(せんてい)技術の存続と継承を目的に、津市高野尾町の赤塚植物園が運営。約2万平方メートルの敷地に、樹齢100年以上の呉羽しだれ「天の龍」「地の龍」など全国の名木30品種以上、約200本を栽培。年に一度、期間限定で一般公開する。昨年は国内外から約8万3千人が来場した。
現在のところ、花はまだほとんどつぼみの状態。急な冷え込みの影響で、昨年より2週間程度開花が遅れており、見頃は3月上旬―中旬ごろを見込む。開花状況はホームページなどで随時更新する。
開園時間は午前9時―午後4時まで。開花状況に合わせて夜間ライトアップも予定しており、ライトアップ期間中は午後8時半まで営業する。
料金は中学生以上700円―1800円(開花状況で変動)、小学生半額、未就学児無料。前日から購入できるWEBチケットも販売する。
問い合わせは同園=電話059(371)1777=へ。