ミュージカル5年ぶり一新 志摩スペイン村、春の「フィエスタ」 三重

【5年ぶりに一新されたキャラクターミュージカル「ドンキホーテのグラン・ガラ・デ・オペラ」=志摩市磯部町の志摩スペイン村で】

【志摩】三重県志摩市磯部町のテーマパーク「志摩スペイン村」で、「スプリング フィエスタ」が始まっている。リニューアルしたキャラクターミュージカルやフラメンコショー、新アトラクションが登場し、来園者が志摩スペイン村の魅力を体感している。イチゴスイーツや伊勢志摩の海の幸を使ったパエリアなども楽しめる。4月6日まで。

5年ぶりに一新したキャラクターミュージカル「ドンキホーテのグラン・ガラ・デ・オペラ~帰ってきたテアトロ・ラ・マンチャ~」は、ドンキホーテ率いる劇団の仲間たちが、モーツァルトやロッシーニの名曲をポップにアレンジして上演。華やかな衣装やオペラ劇場をイメージした舞台も見どころの一つとなっている。1日2回、約25分間。

新アトラクション「アリス イン ダークランド」は、昨年11月まで営業していた魔法体験アトラクション「不思議の国のアリス」をリニューアルした。ハート形の魔法の杖(つえ)を手に、アリスが迷い込んだ不思議の国「ダークランド」を冒険する内容で、臨場感あふれる映像を駆使した演出が楽しめる。

フラメンコショーも演目を一新した。バレエ作品「恋は魔術師」から着想を得て、自由と欲望、愛の世界を表現した「カンデラ」を上演。情熱的で迫力あるステージを披露する。カルメンホールで1日2―3回上演。予約制で鑑賞料700円。

志摩スペイン村の影山豊社長は「開業31年目もにぎやかな内容になっているので楽しんでほしい」と話していた。

【本場スペインの臨場感が楽しめる新フラメンコショー「カンデラ」=志摩市磯部町の志摩スペイン村で】