きねでついた餅「おいしい」 亀山の道の駅「関宿」でイベント 三重

【子どもも参加した「餅つき大会」=亀山市関町新所の道の駅「関宿」で】

【亀山】三重県亀山市関町新所の道の駅「関宿」を運営する「安全」(同市太岡寺町・伊藤陽一朗社長)は9日、道の駅でイベント「餅つき大会」を開き、市民や立ち寄った観光客らにつきたての餅を振る舞った。

同市椿世町の安藤利正さんら3人と同市婦人会連絡協議会員8人が協力した。

十数年前から毎年開催している同大会は、地域に根ざし、市民や観光客らへのおもてなしの精神として、昔ながらのきねでついた餅を振る舞っている。

この日は、蒸したもち米七うすを安藤さんの手返しで、訪れた子どもらも餅つきに参加し、あんこときな粉、ヒノナ味の3種類をパックに入れ提供した。味わった人らは「手でついた餅は、ねばりがあっておいしかった」、子どもらは「きな粉がおいしかった」と舌鼓。

道の駅の下村昌嗣駅長は「皆さんに喜んでいただけた。これからもいろんなイベントを通じて、道の駅を盛り上げる」と見守っていた。