伊勢新聞

子どもら餅つき「よいしょ」 四日市ボクシングジム、地域交流 三重

【きねを振り上げ餅をつく子どもら=四日市市新正の四日市ボクシングジムで】

【四日市】三重県四日市市新正の四日市ボクシングジムは9日、同所で「もちつきイベント」を開いた。ジムの会員だけでなく地域の人などにも広く参加を呼びかけ、約60人がもちつきを楽しんだ。

12キロのもち米と石臼が用意され、子どもたちが順番にきねを振り上げ、餅をついた。つきたての餅はきな粉やあんこ、砂糖じょうゆなどに味付けされ、参加者たちは好みの味のもちを選び、おいしそうにほおばった。

同ジムは昭和51年創業で、来年50周年を迎える。4月からは、子どもの成長と自己肯定感を育むトレーニングを行うクラスを新たに設けるという。

チーフトレーナーの国吉弘記さん(49)は「長くこの地域で、ボクシングジムを続けさせてもらった。スポーツを通して、地域社会に恩返しができれば」と話していた。