![web09◎P説・堀井健次さんが初めての個展を開催](https://www.isenp.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/57eb8d3073fcfe7a2251919e8f42d83a.jpg)
【度会郡】三重県玉城町宮古のギャラリーボナール伊勢玉城館で、伊勢市中須町の絵画愛好家、堀井健次さん(73)の初めての個展が開かれ、色彩豊かな油絵38点が展示されている。16日まで。
高校卒業後、鳥羽市のホテルに勤めていた堀井さんは、子どもの頃から絵が好きだったこともあり、60歳から鳥羽市の画家、野村昭輝さんが講師を務める市の生涯学習講座(絵画)を受講し、油絵を学んだ。65歳で退職後、野村さんが主宰する絵画教室に週1回通って腕を磨いている。
今回は、13年間で描きためた作品が約200点となり、野村さんの勧めもあって目標だった個展を開催。多気町の水田の風景や鮮やかな黄色が目を引く菜の花畑、昭和レトロな雰囲気の街並み、みずみずしく描いたリンゴや柿などが並び、訪れた人の目を楽しませている。
堀井さんは「作品を見て穏やかさや静けさを感じてもらいたい」と話していた。