関節を柔らかく「健康体操」 亀山のシルバー人材センタ―

【手の指先の関節を柔らげる運動をする参加者ら=亀山市若山町の市社会福祉センターで】

【亀山】三重県亀山市シルバー人材センター(竹井道男理事長)は7日、同市若山町の市社会福祉センターで、「健康体操」を開き、会員ら計15人が参加した。

健康体操は、同センター福祉委員会が企画。会員らの健康促進が目的。昨年夏以来、2回目となる。

この日は、市スポーツ推進委員で同センター会員の宮坂辰男さん(73)が講師を務め、参加者らは手足の指先や足首、膝の関節をほぐす体操、首の筋肉を柔らげる運動などした。

宮坂さんは「年齢とともに高齢者になると関節が硬くなる。関節を柔らげることが大切。運動は、毎日する時間を決め、継続すること」とし、「明日からではなく、きょうから始める強い意思を持つこと」と促した。

村田公平さん(76)=同市両尾町=は「70歳を過ぎた頃から、体が硬くなり、衰えを感じるようになった。教えていただいた運動を毎日続けます」と話していた。