子ども食堂支援で10万円寄付 生保協会三重県協会、2団体に

【贈呈式に出席した(右から)森倉代表、杉元代表、井村会長、西岡会長=津市桜橋の県社会福祉協議会で】

【津】三重県内の生命保険会社19社21支社で構成する生命保険協会県協会(会長・西岡宏倫明治安田生命津支社長)は6日、子ども食堂支援のため、松阪市で子どもの居場所づくりを行う杉の子(杉元やす子代表)と、紀宝町の子ども食堂かめっこ(森倉靖成代表)に各10万円を寄付した。

地方CR(地域との良好な関係づくり)活動の一環。県社会福祉協議会が行う企業・団体と子どもの居場所をつなげる「ニーズ・シーズマッチング」を用いて選ばれた。

津市桜橋の県社協で贈呈式があり、西岡会長が「職員の募金が子どもたちの笑顔につながっていけばこれほどうれしいことはない」とあいさつし、県社協の井村正勝会長に目録を手渡した。

寄付を受け森倉代表は「大きな励みになる。家庭の安らぎにつなげていけるよう活動を続けていく」と感謝した。寄付された資金は今後2団体で子ども食堂の食材や文具などの購入に活用される。