好みの茶わんで呈茶どうぞ 四日市市茶室で催し 三重

【現代萬古作家の茶わんが並ぶ立礼席=四日市市鵜の森の市茶室泗翠庵で】

【四日市】地元を代表する現代萬古作家32人の新作茶わん32点を展示し、好みの茶わんで呈茶する「萬古作家のお茶碗でお茶を楽しむ2025冬」(市文化まちづくり財団主催)が、三重県四日市市鵜の森の市茶室泗翠庵立礼席で始まっている。1服550円(菓子付き)、28日まで。月曜は休み(月曜が祝日の場合は翌平日)。

「染付椿と鳥碗」や「萬古盛絵鶴に梅茶碗」「萬古黒茶碗雪」など、作家らの持ち味を生かした季節感あふれる作品が並ぶ。訪れた人は、お気に入りの茶わんを選び、四日市茶道教授連盟表千家流教授の木室宗ゑさんらのお点前でひとときを楽しんでいた。

市内の50代女性は「今回はきらびやかなお茶碗を選びました。日常を忘れて癒やされます」と話していた。

9日午前10時から、千葉県成田市の御菓子司麻布菊園「房州御成街道」で呈茶する「全国和菓子めぐり」(550円、限定50人、なくなり次第、通常の和菓子)がある。