新型コロナ、インフルともに減少 先週の三重県内状況

 

三重県は5日、新型コロナウイルスの感染状況(先月27日―今月2日)を公表した。一医療機関あたりの新規感染者は平均5・93人で、前週から8%の減少。2週間ぶりに減った。

県によると、1日あたりの新規感染者数は前週比30人減の380人と推計される。2日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は48人。前週から1人増えた。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名7・8人▽四日市5・8人▽鈴鹿5・44人▽津6・27人▽松阪4・63人▽伊勢4・91人▽伊賀8・38人▽尾鷲2・5人▽熊野2人―となった。

また、2日までの1週間でインフルエンザと診断された患者は1医療機関あたり平均4・45人で、前週と比べて46%減少。3週連続で減少し、10週間ぶりに5人を下回った。

感染症対策課は新型コロナの感染状況について「昨年の同時期に比べると大幅に少ないが、昨年末ごろから増減を繰り返して横ばいの傾向。今後の動向を注視したい」としている。

インフルエンザの感染状況については「昨年末をピークに減少傾向にある」としつつ「感染者数としては少なくない。引き続き感染防止対策を徹底してもらいたい」としている。