伊勢新聞

漫画原作者「つる子。」さん 初のファンとの集い サイン会も 三重・亀山

【ファンとの集い&サイン会を開いたつる子。さん=亀山市太岡寺町の「クリプトメリア」で】

【亀山】漫画アプリ「ピッコマ」のスマートフォンで読むSMARTOON部門の令和5、6年の週間ランキングで1位の漫画「無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!」の原作者でシナリオライターつる子。さん(ペンネーム)=三重県亀山市在住=は2日、同市太岡寺町のボードゲームカフェ「クリプトメリア」で、初めてファンとの集い&サイン会を開いた。

県内や愛知、岐阜、静岡県、大阪府などからファンが訪れた。

つる子。さんは約10年前から、ファンタジーや恋愛、ラブコメディなどを書き始め、「そして人魚は悪女となった」や「黒幕王子との添い寝は秘密です」などの漫画の原作者として電子連載に発刊。全国に多くのファンがいる。

令和5年2月、漫画「無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!」を電子連載に発刊し、約8カ月で2千万のいいねを突破。今年1月に書籍として出版した。

この日、浜松市から訪れた33歳の女性は「つる子。さんの大ファンで、初めてお会いし、すてきな女性で、ますますファンになりました」と感激し、「サインは一生の宝物です」と話していた。

つる子。さんは「今年は、ボードゲーム『マーダーミステリー』のような、推理しながら犯人を特定するミステリー漫画の物語を書く予定です」といい、「ファンタジーや恋愛物などジャンルにこだわらず、読者に楽しんでいただける作品を書く」と意欲を見せている。