【亀山】三重県の亀山市白川地区まちづくり協議会(佐野重雄会長)は2日、同市白木町の市立白川小学校体育館で、3世代交流「明星祭」を開いた。子どもから大人まで住民約170人でにぎわった。
農芸祭として始まった明星祭は十数年前から、小学校を中心に子どもも参加。地区住民が交流と親睦を図っている。
会場では、住民らがきねでついた餅や地元産のジャガイモやハクサイのほか、教職員が肉まんとあんまんを販売した。大正13年度から令和5年度までの卒業写真を展示し、自分の卒業写真を探しては懐かしい思い出話に花を咲かせていた。
昨年秋の敬老会に出席した75歳以上の46人を対象に、全校児童43人が描いた似顔絵コーナーを設置。明石賢一さん(87)は「特徴をつかんで、うまく描かれている」と自身の絵に満足していた。
佐野会長は「世代を超えて多くの地区住民が集まり盛り上がった」と見守っていた。