男子ダブルスで昨年夏のインターハイで準優勝した白子高2年の北村、大畑組。初のスーパーシードで臨んだ全日本選手権はベスト16を決める4回戦から登場し、ノーシードから勝ち上がってきた、昨春の全国高校選抜優勝の出雲北陵(島根)のエースペア、小野、黒田組に敗れた。
上級生ペアの高い集中力と気迫の前に、8―11、8―11、8―11のストレート負け。昨年夏のインターハイ男子シングルスも制した小野らの強烈な打球を想定して試合に臨んだが「それを上回るパワー」(森監督)に跳ね返された。
それでも「やらなければならないことに気づけたことは収穫」と森監督。三重県の高校初の全国制覇が懸かる今夏のインターハイに向けて「もっと厳しいボールへの対応、繊細なプレーを向上させたい」と話した。