2025年2月1日(土)

▼冬は、温かい鍋物、汁物、麺類などを食べる機会が多くなり、炭水化物の摂取量が増える。すると血糖値が上がるので糖尿病の発症者が増え、既発患者では人工透析に移行する例が増す。そのため、医者は食事に注意をと警告する。しかし、彼らが表向きには言わないことがある

▼それは、糖尿病患者が病院の「ドル箱」「定期預金」であることだ。糖尿病は一度発症すると治らない。投薬、注射などで血糖値をコントロールし、悪化すると透析が必要になる。透析をしないと死に至る。つまり、糖尿病患者は病院にとって治療代を定期的に払ってくれる「永遠のリピーター」だ

▼年々、糖尿病患者は増えている。とくに透析患者は諸外国と比べ異常に多く、糖尿病専門病院も異常に多い。その主因は高齢化にあるが、医者が人工的に生み出しているという側面もある

▼透析の判断は、腎機能の数値、臨床症状、日常生活の障害の程度を点数化し、合計60点以上になると行う。つまり、医者のさじ加減である程度可能だ。病院経営者が現場医師に、「透析患者をもっと増やせ」と指示しているという話も聞く。疑ったら必ず専門医にセカンドオピニオンを求めるべきだ。