【鈴鹿】三重県の鈴鹿市は29日、昨年12月に企業版ふるさと納税で同市に200万円を寄付した北九州市八幡西区の機械商社、ドーワテクノス(小野裕和社長)に感謝状を贈呈した。
寄付金は市が鈴鹿医療科学大と連携し、桜の森公園内に薬膳レストランを整備するプロジェクトで活用する。
同社は全国に16拠点あり、SDGsの取り組みの一環として企業版ふるさと納税を活用しており、「社会解決課題」をテーマに寄付自治体を選定。鈴鹿市は5件目になるという。同プロジェクトの趣旨に賛同した。
贈呈式で小野貴和専務は「プロジェクトの知見を学ばせてもらいながら、産学官連携できれば」とあいさつ。
末松則子市長は「市民の健康に寄与できる取り組みになればと進めている」と謝辞を述べ、感謝状を手渡した。