【鈴鹿】三重県鈴鹿市桜島町１丁目に本社を置く伊勢鉄道（渡邉信一郎社長）は県立高校入試の２月３、４日（前期試験）と３月10日（後期試験）に合わせ、当日に受験票か学生証を提示した生徒を対象に、伊勢鉄道線内が実質無料になる「いせてつ受験生応援きっぷ」を配布する。
切符は地元の伊奈冨神社で合格祈願の祈祷（きとう）済み。受験生の応援企画として５回目となる。
車内や学校最寄り駅で配布し、伊勢鉄道全線（河原田―津）の普通列車が自由に乗り降りできる。２月３日と３月10日は伊勢鉄道普通列車内で配布し、対象車両は午前６時44分―９時16分までの上下線計10本。
２月４日は２駅で降車後に配布し、鈴鹿サーキット稲生駅では午前７時半―８時半の上下線計４本、河原田駅では午前８時―９時16分の上り線計３本がそれぞれ対象車両となる。
同社では「この日のために頑張ってきた受験生を応援したい。進学後は通学の良い相棒として（伊勢鉄道を）利用してもらえれば」と話した。