【四日市】三重県四日市市西新地の三十三銀行と三十三総研、津市栄町3丁目のJTB三重支店は29日、同行本店で「海外からの誘客」に関する商談会を開いた。
3社は8年前に「海外からの誘客に関する連携協定」を締結している。訪日観光客の誘客・プロモーションに向けた地域の観光素材・商材を発掘し、観光振興を見据えた取り組みを進めるため開催した。4回目となる。
マル信緑香園▽呉竹▽萬古陶磁器卸商業協同組合▽医食同源みえ▽ディライトホテルマネジメント鳥羽―の5団体が参加。「訪日観光客の誘客・プロモーション」に向けたサービスと商材を提案し、JTBは連携の可能性を、同総研は地方創生を絡め、それぞれ助言し、討論した。
マル信緑香園(伊藤典明社長)はいなべ市で140余年続くお茶農家で、茶畑見学、急須で日本茶を飲む「自分でほうじ茶」体験を提案。「景観が良く、インバウンド向けには魅力的なコンテンツ。オートバイの駐車場などの整備を進め、バイクツアーの中に組み込むのも面白い」などの意見が出ていた。