新型コロナ2週ぶり増加、インフルは減少 三重県内先週の感染状況

三重県は29日、新型コロナウイルスの感染状況(20―26日)を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均6・42人で、前週から12%の増加。2週間ぶりに増えた。

県によると、1日あたりの新規感染者数は前週比約40人増の410人と推計される。26日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は47人。前週から28人減った。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名8・9人▽四日市3・4人▽鈴鹿6・7人▽津7・36人▽松阪6・38人▽伊勢6・82人▽伊賀5・5人▽尾鷲6人▽熊野4・5人―となった。

また、26日までの1週間でインフルエンザと診断された患者は1医療機関あたり平均8・21人で、前週比で56%減少。2週連続で減少し、8週ぶりに注意報レベル(10人)を下回った。

感染症対策課は新型コロナの感染状況について「例年の同時期は増加傾向にあるが、今年はおおむね横ばい」と説明。インフルは「感染者数は減少傾向にありつつも、多い状況」としている。