伊勢新聞

水野氏が総務大臣表彰 自治会活動で貢献、鈴鹿市長に受賞報告 三重

【総務大臣表彰を受けた水野氏=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】自治会や町内会などの地縁による団体の代表者としての功績が認められ、総務大臣表彰を受賞した三重県鈴鹿市桜島町北自治会長の水野克則氏(78)=同市桜島町5丁目=が29日、同市役所で末松則子市長に受賞を報告した。

水野氏は平成20年から桜島町北自治会長として、自治会活動の活性化や行政との連絡調整などを通じて市政の発展に貢献。令和元年から同連合会会長、令和3年から県自治会連合会副会長も務め、地域社会の住民福祉増進のために尽力するほか、市社協など参画団体の事業活性化に取り組む。

11月27日に総務省で「自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰」を受賞した。県内受賞者は水野氏を含め3人。

来庁した水野氏は「今は急病や災害などに備えて、地域の独居老人や障害者など要支援者リストの作成に取り組んでいる」と話した。

末松市長は功績をたたえる銀杯を手渡し、「今までの経験や知見を生かし、後輩の指導に努めて」と激励した。