三重県教委は28日、県立高校の前期選抜志願状況を発表した。全日制の倍率は2・13倍。前年度比で0・04ポイント上昇した。試験は2月3、4両日に実施し、同13日に合格内定を通知する。
県教委によると、全日制の志願倍率が上昇するのは2年連続。48校の110学科・コースで前年度比36人増の3403人を募集し、前年度比203人増の7252人が志願した。
学科・コース別で志願倍率が最も高いのは松阪の理数で4・73倍。次いで高いのは、四日市西の数理情報コースで4・7倍。7学科・コースで志願者数が募集人数に満たなかった。
定時制の倍率は0・09ポイント減の1・3倍。前年度と同じ5校12学科で208人を募集し、前年度より30人少ない271人が志願した。通信制の倍率は前年度と同数の0・83倍だった。