【伊賀】三重県立上野高(伊賀市上野丸之内)は28日、授業中に体育館の天井からボルト一本が落下したと発表した。けが人はいなかった。
同校によると、落下したボルトは金属製で、長さ6センチ、重さ27グラム。体育館の屋根に断熱材を固定するために使われていた。
23日午後8時ごろに高さ約10メートルの天井から落下した。当時、体育館は定時制の授業中。教諭と生徒の計6人がいたという。
ボルトの締め付けが緩んでいたことが原因とみられる。体育館は完成から約30年が経過。これまでの定期点検で異常はなかった。
同校は体育館の使用を中止した。来月上旬にも体育館の天井にある約4千本のボルトを点検する予定。安全が確認できれば使用を再開する。