【亀山】三重県亀山市関町新所の関宿街道沿いの和食店「会津屋」(山口ゆかり店主)は25、26の両日、新メニュー「茶そば」の無料試食会を開いた。
両日、事前に予約した常連客や近隣住民ら約100人が、ハーフサイズの茶そばを味わい、見た目や味などアンケートに答えた。同店は、アンケートを検討し、3月5日から平日限定で1杯1150円(税込み)で販売するという。
茶そばは、市内の茶畑で栽培している茶葉を使用。そば粉に抹茶を練り混ぜて緑色の麺とした。また、多気町の伊勢芋をすりおろしたとろろと生卵を添えた。
試食した50代の女性は「抹茶味の麺にとろろがからみ、まろやかでおいしかった。そばと抹茶は合いますね」といい、「山菜そばもいいけど、茶そばの販売が待ち遠しい」と舌鼓。
山口店主は「農家の皆さんと製麺店の協力で、地産地消の『茶そば』を、会津屋の看板メニューにしたい」と話していた。