三泗小・中学生の絵や版画、立体作品 四日市市文化会館で美術展 三重

【作品を鑑賞する来館者ら=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三泗教育発表振興会(廣瀬琢也会長)は24日、三重県四日市市安島の市文化会館で「第61回・三泗小・中学校美術展」を開いた。三泗地区の小・中学校75校の児童・生徒の絵画、版画、立体作品など合わせて1528点を展示している。30日まで。27日は休み。

「豊かな心と自分らしさ」を全体のテーマに、小・中学生がそれぞれの発達段階に応じて取り組んだ。小学生は、木の実や落ち葉、枝などで表現した「森のレストラン」、宇宙飛行士や美容師など「将来の夢」をテーマに作った立体作品などを展示。中学生は、自画像や、静物デッサン、自分の手を観察しながら作った「手の塑像」などを並べている。

羽津中学校の美術教諭、谷英美さん(50)は「小学生は躍動感あふれる元気な作品、中学生は限られた時間内でじっくりと取り組んだ作品が集まった」と講評した。

三泗地区中学校17校の美術部生徒による平面、立体作品509点も同時展示している。