三重県は24日、県の魅力を発信するキャッチフレーズ「美し国みえ」を表現したロゴマークを発表した。県民からの投票が多かったデザインを採用。県のポスターなどに活用する。
県によると、ロゴマークのデザインは真珠や伊勢エビ、松阪牛、忍者など、県内の食や観光、歴史が積み重なったイメージ。企画提案コンペで選定した津市内の業者が作成した。
県は先月5日にロゴマークの2案を公表し、今月6日まで県のホームページを通じて県民投票を実施。投票結果は採用したデザインが8495票、もう一方は4209票だった。
県内の観光地や県産品など、県の魅力をアピールするポスターやパンフレットにロゴマークを活用する予定。民間による活用を認めるかどうかについても今後、検討するという。
企画課は「ロゴマークを活用することで、県のプロモーションに統一感が生まれると思う。三重を美し国と印象づけてもらえるよう、さまざまな機会に活用したい」としている。