【四日市】三重県四日市市元新町の中央小学校の4、5年生29人が23日、再開発が進む市中心部の工事現場を見学した。現場の仕事も体験したりした。
児童は市都市整備部の職員や工事に携わる「朝日土木」(同市川原町)の社員から、市が進める大規模な再開発プロジェクトの全体像や、土木の仕事について教わった後、学校からほど近い市役所東側の三滝通りへ歩いて移動。
現場では、小型のショベルカーを操作したり、小型転圧機で砂場を締め固めたり。高所作業車に乗って高さ10メートルまで上がる体験もした。
5年の山坂唯人さん(11)は「作業する人の大変さがよく分かった」と話した。
この見学会は、将来を担う子どもたちに町が変わっていく姿を肌で感じてもらい、建設業にも興味を持ってもらおうと、朝日土木が実施した。