25、26日「亀山大市」 特産品販売や露店 三重

【亀山大市の開催を知らせるポスターを持つ笠間委員長=亀山市東町商店街で】

【亀山】約130年以上続く北勢名物「亀山大市」(同実行委員会・笠間清委員長)が25、26の両日、旧東海道沿いの三重県亀山市東町商店街を中心に、約1キロ間を一般車両通行禁止の歩行者天国として開催される。両日とも午前10時―午後4時。

大市は、旧正月用品の謝恩売り出しとして始まった。当時は包丁や植木、陶器の茶わんや皿など日用雑貨が店を連ねていた。近年は、同商店街の活性化と市民らの交流を目的に開催。県立亀山高校の生徒や市立亀山東小児童らも参加するようになった。

両日は、たこ焼きや焼きそばなど約120店の露店のほか、亀山ライオンズクラブが特製豚肉料理と能登朝市の特産品を販売。収益金の一部を能登半島地震の被災者の義援金にするという。

また、26日正午―午後3時、高村書店横で、大人の落研・みたらし会による「大市寄席」が催される。

笠間委員長は「2日間、多くの人らでにぎわうことに期待し、天候に恵まれることを願っている」と話している。

問い合わせは亀山商工会議所内同実行委員会=電話0595(82)1331=へ。