【多気郡】マックスバリュ東海(静岡県浜松市中央区、作道政昭社長)は22日、三重県明和町で移動スーパーを稼働した。また同町と「高齢者の見守りと支援に関する協定」を結んだ。
同社は3年前から移動スーパーを開始し、31カ所目となる。県内では松阪市、志摩市、大台・大紀両町に次ぎ4カ所目。マックスバリュ多気店(多気町仁田)から生鮮食品や総菜、日用品など約500品目を軽トラックに積み込み、月水金曜にそれぞれのコースで運行。計36拠点に停車して販売する。
同町の高齢者の見守りと支援の協定は8企業目となる。締結式と移動スーパーの出発式が同町役場であり、藤本友也第一事業部長は「地域の役に立てれば」とあいさつした。
下村由美子町長は「介護と見守りの必要が多くなり、本当にありがたい。地域包括ケアシステムの構築、進化に向け、連携してまちづくりに取り組んでいきたい」と期待した。