伊勢新聞

新型コロナとインフル減少 先週の三重県内感染状況

三重県は22日、新型コロナウイルスの感染状況(13―19日)を公表した。1医療機関あたりの新規感染者は平均5・75人で、前週から23%低下。2週ぶりに減少した。

県によると、1日あたりの新規感染者数は前週比約100人減の370人と推計される。19日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した患者は75人で、前週から7人減った。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名10・1人▽四日市4・1人▽鈴鹿5人▽津6・09人▽松阪3・38人▽伊勢6・55人▽伊賀4・5人▽尾鷲7・5人▽熊野2・5人―となった。

また、19日までの1週間でインフルエンザと診断された患者は1医療機関あたり平均18・51人で、前週から53%の減少。2週ぶりに減少したが、警報レベルの収束(10人未満)には至っていない。

感染症対策課は「新型コロナとインフルエンザの感染者数は減少しているが、やや多い状況にある。再び増加に転じる可能性もあるため、今後の動向を注視したい」としている。