就職内定率95% 三重の県立高卒予定者、前年比で微減も高水準

三重県教委は22日、県立高校を3月に卒業する生徒らの就職内定率が先月末現在で95・4%だったと発表した。前年同期比で1・2ポイントの低下。2年連続で前年同時期を下回った。

県教委によると、就職希望者は3019人で、前年同時期に比べて3人の減少。うち先月末までに就職の内定を得たのは2879人で、前年同時期よりも41人少ない。

先月末時点で内定を得ていない生徒は前年同時期より38人多い140人。うち15人は採用試験の結果待ち。3月末時点での内定率は平成29年から99%を超え続けている。

また、県立特別支援学校に在籍する卒業予定者の内定率(先月末時点)は前年同期比9・2ポイント減の58・7%。3月末時点の内定率としては、平成24年から100%を維持している。

高校教育課は「高校生の内定率は12月末時点では前年同時期を下回っているが、引き続き高い水準にある。求人情報を提供するなどし、内定を得ていない生徒を支援する」としている。