【鈴鹿】昨年12月に企業版ふるさと納税で、三重県の鈴鹿市に4千万円を寄付した岐阜市金町の鋼材販売業、丸杉(杉山忠国社長)に鈴鹿市が17日、感謝状を贈呈した。
市は平成30年度から企業版ふるさと納税制度を活用した地方創生の取り組みを進めている。市によると、今回の寄付額は過去最多という。
来庁した杉山幸輔代表取締役は「来年、鈴鹿市に新拠点を作る計画を進めている。子育てしやすいまちづくりに取り組む政策など市の方向性に共感した」などとあいさつし、末松則子市長に目録を手渡した。
末松市長は杉山代表取締役に感謝状を贈呈し、「市の政策を評価していただいたことはありがたい。寄付金の活用方法は現在検討しており、雇用促進事業や都市公園整備事業などで考えている」と謝辞を述べた。