伊勢新聞

桜島小に運動会備品贈る 鈴鹿の第一不動産販売、私募債活用 三重

【寄贈した綱引きロープ巻取器と巻き尺を前に(左から)大井校長、倉田部長、髙向支店長=鈴鹿市桜島町4丁目の市立桜島小学校で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市桜島町7丁目の不動産仲介業者、第一不動産販売(安田武史社長)と百五銀行=津市岩田=は17日、同行のSDGs私募債を活用し、鈴鹿市桜島町4丁目の市立桜島小学校(大井るみ校長、630人)に、運動会などで活用するための綱引きロープ巻取器1台と100メートルの巻き尺1個を寄贈した。

同私募債は、発行手数料の一部で物品を購入し、発行企業が指定する学校や団体などに寄贈する仕組み。

同社は地域貢献の一環として、最寄りの小学校を寄贈先に選んだ。同校への寄贈は4年ぶり、2回目となる。寄贈品はいずれも学校側が希望した。同日、同校で実施した寄贈式には、第一不動産販売の倉田一成部長と百五銀行鈴鹿支店の髙向均支店長が出席。倉田部長が「少しでも役に立てたら」とあいさつし、大井校長に目録を手渡した。

大井校長は「大事に使わせていただく」と謝辞を述べた。