児童ら、しめ縄を火の中に 菰野町・廣幡神社で「どんど焼き」 三重

【火の中にしめ縄を投げ入れる児童ら=菰野町菰野の廣幡神社で】

【三重郡】三重県菰野町菰野の廣幡神社(横山昌浩宮司)で15日、正月飾りを焼く伝統行事「どんど焼き」があった。地域の人たちが持ってきたしめ縄や古いお札などを燃やし、無病息災や家内安全などを祈願した。

伝統行事を体験しようと、地元の菰野小学校の2年生約180人と、町内3園の園児計約120人も訪れた。

氏子総代長の市川吉康さん(84)が「どんど焼きの火にあたると、一年健康で過ごせます」などと説明。児童や園児は順番に拝殿の前でお参りした後、「病気をしませんように」と声を合わせ、神社が用意したしめ縄を火の中に投げ入れた。

廣幡神社では毎年1月15日に、どんど焼きを催しているという。