【熊野】三重県の熊野商工会議所は26日、熊野市木本町の記念通りと本町通りの両商店街一帯で、第10回「熊野きのもとさんま祭り」を開く。市記念通り商店街振興組合主催の物産市「熊野いこらい市」との同時開催。
市特産のサンマをPRしようと、平成24年に始めたイベント。記念通りの一部を歩行者天国とし、いこらい広場付近で午前10時から、千葉県産サンマの丸干し1000本を振る舞い、特設の七輪で炭火焼きにできる。
いこらい市は、サンマずしやアジの干物、弁当などを販売する30店舗が出店。本町通りの日用品・雑貨の6店舗も営業する。500円以上の購入で補助券を配り、2枚で1回引ける抽選会で市特産品などが当たる。
近年は不漁が続き、市産のサンマを用意できないという。熊野商議所の担当者は「千葉県産でも加工は地元事業者。第10回の節目になるので、より多くの人に熊野の冬の名物を味わってもらいたい」と話している。
午前9時から午後2時まで。雨天時はサンマ丸干しの配布のみ。商店街駐車場のほか、木本小グラウンド(100台)も駐車場として開放する。