伊勢新聞

新型コロナとインフル、2週間ぶり増加 先週の三重県内感染状況

三重県は15日、新型コロナウイルス感染状況(6―12日)を公表した。1医療機関あたりの新規感染者数の平均は、前週と比べて41・0%多い7・47人。2週間ぶりに増えた。

県によると、1日あたりの新規感染者は前週比130人増の470人と推計される。12日までの1週間で基幹定点の9医療機関に入院した患者は82人で、前週から28人増加した。

保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名11・6人▽四日市6・4人▽鈴鹿7・4人▽津6・09人▽松阪6人▽伊勢9・36人▽伊賀5・5人▽尾鷲5人▽熊野6人―となった。

また、12日までの1週間でインフルエンザと診断された患者は1医療機関あたり平均39・1人で、前週から7・0%増加。2週間ぶりに増加し、警報レベル(30人以上)にある。

感染症対策課は年末年始の人流増などによって新型コロナとインフルエンザの感染者が増加したとみている。「共に感染者は多い」とし、感染防止対策を徹底するよう呼びかけている。