三重県教委は14日、先月13日時点の県立高校進学希望状況を発表した。全日制の進学希望者は前年度比185人減の1万817人。志願倍率は0・01ポイント増の1・06倍となった。
県教委によると、中学の卒業予定者は118人減の1万5757人。卒業予定者の減少を受け、全日制の定員を200人減の1万240人とした。定時制と通信制の定員は維持する。
全日制の倍率で最も高かったのは、桑名の理数で2・6倍。松阪の理数(2・33倍)、四日市農芸の農業科学(2・03倍)、四日市工業の自動車(1・95倍)などが続いた。
全日制の23校が定員割れとなっている。倍率が最も低いのは水産の水産資源で0・33倍。昴学園の総合(0・36倍)、伊賀白鳳の電子機械(0・37倍)などが続いた。
前期選抜の出願は今月15日まで、県の電子申請システムを通じて受け付ける。試験は2月の3日と4日に実施する。後期選抜の出願は2月5―20日。試験は3月10日に実施する。