伊勢新聞

石斧作って木を伐採してみよう 松阪で2月9日に「実験考古学」

【津市納所遺跡から出土した弥生時代の石斧(県埋蔵文化財センター提供)】

【松阪】三重県埋蔵文化財センターは2月9日午後1時半から、松阪市嬉野川北町の同センター嬉野分室学習棟で講座「石斧(おの)を作って木を伐採してみよう」を開く。参加費無料。参加者を1月16日から2月5日まで、先着順で小学生以上を対象に30人募る。

実験を通して昔の生活や遺跡を学ぶ本年度「なんでも実験考古学」の第2回。弥生時代の石斧を再現し、木の伐採に挑戦する。朝鮮半島から鉄斧が持ち込まれるまで、樹木の伐採や加工には石を磨いて作った石斧が用いられていた。

同センター活用支援課は「石斧を持つのにある程度の力がいるため小学3年生以上推奨」と呼びかけている。

申し込みは同センターへ、電話=0596(52)7034=かホームページの申し込みフォームで。