J3昇格目指し、ヴィアティン三重始動 サッカーJFL、初練習

【今季初練習で軽快な動きを見せる新加入の山田晋平選手(右)=東員町のラピタ東員スタジアムで】

サッカー・日本フットボールリーグ(JFL)のヴィアティン三重が13日、3月の開幕に向けて始動し、東員町での初練習を報道陣に公開した。昨季過去最高の5位で終えるも県勢初のJリーグ3部(J3)参入は逃した。就任2年目の間瀬秀一監督は「このメンバーで(JFL)優勝(J3)昇格を果たします」と宣言した。

2025シーズンを戦う選手は13日現在29人。現役引退後アシスタントコーチに転身したDF野垣内俊ら15選手が昨シーズンをもってチームから離れた一方で、昨季15ゴールを挙げてJFL得点王に輝いた沖縄SVのFW青戸翔ら11選手が新たにチームに加わった。

過去JFL優勝経験がありながら昨年末で活動を終了したソニー仙台FCから移籍したFW山田晋平は海星高校出身の25歳。昨年はチームトップの9ゴールをマークしており「自分のサッカーの土台ができた三重で再びプレーできることがうれしい。JFL得点王を目指して全力でボールを追う」と語った。

JFLは3月8日に開幕し、県内からはヴィアティン三重とアトレチコ鈴鹿の2チームが出場。ヴィアティン三重は3月9日、ホームで昨シーズンまでJ3のいわてグルージャ盛岡と、アトレチコ鈴鹿はアウエーでレイラック滋賀FCと初戦を戦う。