大小さまざま、だるま並ぶ 熊野の一乗寺で新春のだるま市

【大小さまざまなだるまが並ぶ本堂=熊野市井戸町の一乗寺で】

【熊野】縁起物を商う新春恒例「だるま市」が10、11の両日、熊野市井戸町の一乗寺で開かれた。本堂に大小さまざまなだるまが並び、多くの参拝者が買い求めた。

厄よけに御利益があるとされる一乗寺は、昭和48年から毎年1月第2金、土曜にだるまを販売。高さ約10センチの3号から約40センチの11号までの8種類を用意した。

参拝者は旧年のだるまを本堂に納めた後、新しいだるまを購入。背の部分に「開運招福」「交通安全」などと願いを書き入れてもらい、住職が護摩をたいて祈願した。

大台町から夫婦で訪れた野呂光さん(69)は「自宅用と娘、息子の家族用に3つ買った。今年も健康に気を付けて仲良く暮らしせるよう見守ってもらいたい」と話した。