伊勢新聞

インフル、三重県内で急拡大 患者数過去2番目に多く

インフルエンザの感染が県内で急速に拡大し、患者数が過去2番目に多い状況にあるとして、一見勝之知事は9日の定例記者会見で、換気や手洗いなどの対策を徹底するよう呼びかけた。

県によると、先月29日までの1週間に県内でインフルエンザと診断された患者は1医療機関あたり平均61・9人。前週から40%増えた。調査を開始した平成11年以降で最多の30年1月(62・43人)に次いで多い。

一見知事は「患者数が過去最多を更新する可能性もある。診療所が混雑し、すぐにはみてもらえない状況」と説明。「とにかく感染しないように気をつけてもらうことが大事」と語った。